婚活イベント中止の危機…男性の申し込み20人、女性10人だけ(読売新聞)
結婚を希望する男女の出会いや縁結びを支援する栃木県の「鹿沼市仲人会」が7月24日に企画した婚活イベントの開催が危ぶまれている。女性応募者が定員を下回っているためだ。新型コロナウイルスの影響で中止になっていたイベントを3年ぶりに再開する塩沢作一会長(83)は「鹿沼市外に住む方も参加してもらいたい」と必死にアピールしている。
イベントは同日午後1時~4時、福田屋百貨店鹿沼店の3階コンベンションホール(鹿沼市東末広町)を借り切って行われる。参加した男女が3分間ほどの自己紹介をした後、フリートークで交流を深める。参加資格は20~45歳で、独身であること。参加費は男女とも2000円。
今月30日まで応募を受け付けるが、男性は定員(15人程度)を上回る20人の申し込みがあったものの、女性は同23日現在で10人にとどまっている。男性は抽選になる可能性が高いが、このまま女性の参加がなければイベントを中止せざるをえないという。
仲人会は、PRチラシを作ったり、知人らに呼びかけたりしてメンバーが奔走している。塩沢会長は「結婚を前提と気構えず、人との出会いを楽しむ気持ちで参加してほしい」と話している。申し込み・問い合わせは仲人会事務局の鹿沼市子育て支援課(0289・63・2160)。